海外赴任になり、車を手放したいと思ったら
自分の車を手放さくてはならないタイミングが
人生で1度や2度はあると思います。
若い人でよくあるのが海外転勤のタイミングですね(私もそうです)
せっかく新車を買ったばかりなのに愛車を手放すなんて…….
やはり車を手放すときには悩みはつきませんね。
海外転勤がなければ、基本は車の買い替えのタイミングで手を放すので、
ディーラー下取りしてもらうだけで煩わしさをあまり感じないと思います。
何が自分にとってベストなのか?
車を手放すにあたって、車をどうやって売ろうかと考えますね。
その中でも以下の4つが基本的な方法です。
■車の売却方法
① 友人に買い取ってもらう
② お世話になっているディーラーさんで買い取ってもらう
③ 中古車一括見積サイトに登録して安い中古車屋さんい買い取りしてもらう
友人に買い取ってもらう!
私はまず、大学時代の友人に車を欲しがっている人がいないか聞き取りしました。
実際に何人か興味を持ってくれる人はいましたが、
なんてことでなかなか身近な人への売却は叶いませんでした。
実際に欲しい人がいれば、中古車屋さんに売った場合にかかる仲介費用分をがっつり抜くことができるので、売る側は高く売れて買う側も安く買えるという大きなメリットがあります。
まず、車の売却を検討する場合は、まず身近な人に興味を持ってくれる人がいないか確認してみてください。
お世話になっているディーラーさんで買い取ってもらう
次に検討してほしいのが、お世話になっているディーラーさんで買い取りしてもらうことです。
今の愛車を購入したディーラーさんに行ってみて下さい。
ただ売却の話だけで行きづらい場合は、1年法定整備や車検のタイミングで、担当の営業マンに、
とさりげなく聞いてみましょう。お世話になっているディーラーさんなら嫌な顔もせずに調べてくれます。
もちろん、買い替えるための売却ではないので、買い替え時よりも大きく金額UPを狙うことは基本的に難しいと思いますが、それなりの基本的な相場で買い取ってもらえます。
また、買い取りをしてもらわなくても売却するにあたっての目安となる買取金額を知ることができます。
僕の場合、1年法定整備のタイミングでちゃっかり聞いて調べてもらいましたが、
と親切に説明してもらいました。
自分の車の買取相場を知るためにも、まずはディーラーさんに相談してみましょう。
中古車一括見積サイトに登録して買い取りしてもらう
ディーラーさんに行って、自分の愛車の買取相場を掴んだら、
いよいよ一番高く買い取ってもらうための中古車屋さん探しです。
これが一番の難所です。
なぜなら、世の中で一番スタンダードだと言われている中古車一括見積サイトには、大きな落とし穴があるからなんです。
いわゆる価格コムやカーセンサーでの一括見積が一番スタンダードな方法です。
僕自身、家電の購入や自動車保険の契約の際には、こうした比較サイトがかなり役に立ちます。
そのノリで登録したのがある意味で大きなミスであり、勉強になったといえるのですが、中古車一括見積サイトの闇について簡単に説明していきたいと思います。
中古車一括見積サイトの闇とは (その① 電話攻勢)
まず、凄いのが電話の数です。ほんの数分で着信が100件を軽く超えます。
各中古車屋さんが、少ないパイを奪い合うかのように一気に電話攻勢をしかけてきます。
それだけの電話がかかってくると、段々と電話応対をするのが面倒くさくなってしまい、
最初のほうににかかってきた中古車屋さんとアポを取って見積交渉を後日することになります。
まだ交渉前なのに、これだけでへとへとです(涙)
中古車一括見積サイトの闇とは (その② 危ない業者が紛れている?)
後日、電話応対した中古車屋さんの営業マンに来てもらって交渉するのですが、
電話攻勢されたときには最大手の業者を除いて基本的には名前を知らないことがほとんどです。
そこが大きな落とし穴です。
実は、大きなトラブルを抱えた中古屋業者が普通に紛れ込んでいるからなんです。
例えば、車を引き取った後に大幅に値下げをしてくる業者やいわゆる反社会的勢力やまともに経営できていない自転車操業の業者です。
まさか、最大手の一括サイトに登録された業者に怪しい業者が紛れ込んでいるとは夢にも思いませんでした。
最悪の場合が自転車操業の会社です。基本的には車を中古車屋さんに引き取ってもらった後に買取金額を口座に振込んでもらうのですが、自転車操業の業者の場合、車が売れるまで現金を何か月も振り込んでもらえないなんてことも。
海外赴任なのにそんなトラブルに巻き込まれたらたまったものじゃありません。
もちろん、悪徳業者とのアポをしないことが一番ですが、電話攻勢が来るときに各業者の良し悪しを判断することは不可能です。
可能であれば、一括見積サイトで業者を事前に絞れる欄があるので、事前に怪しい業者を除いたうえで申請するようにしましょう。
もし、アポを取ってしまっても、どうにかして逃げ切りましょう。相手はプロなので、甘い言葉で言葉巧みに売却を持ち掛けてきます。
最後に判断をするのは皆さん自身なので、決して判断を間違えることのないように気を付けてください。
中古車一括見積サイトの闇とは (その③ その契約書、大丈夫?)
買取金額を払ってもらえないケースを説明しましたが、
そのトラブルを減らすために重要なのが買取の契約書です。
最近ではいわゆる大手中古車屋さん相手でも買取契約後のトラブルが頻発しています。
その主な要因が買取金額の値下げです。
愛車の売却価格に納得したうえで中古車業者と契約書にサインしますが、
その契約書の内容にしっかりと目を通していますか?
もしも、車に瑕疵があった場合には値下げできる、なんて文面があったら一貫の終わりです。
車を引き取った後に、業者からいくらでも値下げされてしまう余地を与えてしまいます。
そんなことを防ぐためにも、値下げは一切しない旨、契約書に記入をしてもらうくらいの
意識が本当に必要になってきます。
あわせてチェックしたいのが買取金額の振込日をしっかりと契約書上で決めておくこと。
悪徳業者は平気で振込を先延ばしにしてきます。
後で後悔しないように、一切の妥協はやめましょう。
リスクはあるけど納得できる価格で売却できる
以上の点を気を付ければ、いくつかの業者同士を比較して一番納得できる価格で売却できます。
ただし各業者さんとも、どうにか売却してもらうべく必死の交渉が行われます。
基本的には売り主の希望金額に対してその金額を出せるかどうかがベースになってきますので、
どれくらいの価格なら自分が納得して売却できるかの線引きは考えておきましょう。
最後に
車の売却自体は人生の中で何度も経験することではありません。
そのため、情報弱者である私たちの立場がどうしても弱くなってしまいます。
車は決して安くはないですし、せっかくの愛車を次の人に大切に乗ってもらいたいですよね。
これから車を売却検討している方には、最後まで自分のペースで売却交渉ができるように、
あきらめずにがんばってほしいと思います。